理事長あいさつ
ご 挨 拶
2026年1月吉日
北陸スポーツ・体育学会 理事長 津田龍佑
本学会は北陸3県のスポーツ・体育に携わる研究者や教育者を中心に組織された学会です。現在100余名の会員が所属しており、健康増進によるQOL向上やスポーツ競技力の向上など、地域の皆さまの中に散在するスポーツ・健康・体育に関するさまざまな疑問や課題に日々取り組んでいます。 現在の日本では、寿命の延伸が世界トップレベルであり長寿化を喜ばしく思う一方、フレイル(虚弱)や介護への予防対策が喫緊の課題となっています。予防対策の一つとして、運動やスポーツ、栄養を含めた身体教育の必要性が高まり、解決すべき学術課題も複雑かつ多様化しています。また、ICTやデジタル教育など子どもを取り巻く環境が変化する中,子どもの肥満や体力の低下なども問題となっています。こうした諸課題の解決を図るために、本学会ではワーキンググループを結成し、設定した課題研究を推し進めています。ワーキンググループや個々の会員が挙げた研究成果や実践事例は、学会発表や機関誌『北陸スポーツ・体育学研究』を通して公開されています。さらに最近では、地域の方々へのスポーツ・健康に関する情報発信や啓蒙活動を大切な柱に据え、特定のテーマを掲げて市民公開シンポジウムを開催しています。
令和6年1月1日には能登半島地震が発生し、石川県能登地方を中心に甚大な被害がもたらされました。現在、それから2年ほど経過しましたが、復旧復興は道半ばです。北陸スポーツ・体育学会で蓄積されてきた知を結集し、子どもの健康・体力や高齢者のフレイルなどの側面から復興支援に少しでも貢献できるよう努力いたします。本学会へのご指導・ご支援を心よりお願いいたします。






